渋谷区・世田谷区の相続・登記関連手続きは秋山司法書士事務所まで

経験上、システムの復旧までに時間を要するガチな気配です。

これは登記申請書を紙で打ち出し、法務局の窓口に持っていく方法に切り替えです。何年ぶりかのアナログ方式で、勝手が違いミスをしないようにしなければなりません。

ところで紙による窓口申請の場合、基本、登録免許税は収入印紙を申請書に貼付けて納付します。法務局の印紙売り場で購入すればよいのですが、今回は数百万円の登録免許税です。

さてさて、昔と違い、今は窓口で用意してもらえるか…印紙売り場に電話しても全くつながりません。この状況で印紙売り場が込み合っているのでしょう。

それでは直接法務局の印紙売り場へ。ダメもとで依頼するも、案の定、高額の印紙はお断りされました。

次の手段は渋谷郵便局。ここは大規模局だし望みがありそうなので、事務にお願いして予約可能か、電話をかけ続けてもらいます。

その間に、ATMでは引き出せない現金を銀行窓口で引出しに行きます。

少し時間をもらえれば郵便局での印紙購入が可能との連絡があり、無事に購入。これで目途がつきました。

再度法務局へ行き、申請書類をパチバチ、印紙をペタペタ…周りにはやはり同業の司法書士が同じようなことをして対処しています。しゃべらずともお互いにすべてを理解しています。

夕方に登記の受付を取ることができ、渋谷中を走り回った日でしたが、よかった～。（でも久しぶりの書面申請で補正がないかな…）

なお、不動産取引による登記手続きの多くを司法書士が代理するマニアックな登記村で起こるこのような公的システム障害ですが、プロフェッショナルな専門家が臨機応変に乗り切ることで、ニュースにもならない印象です。

追記：年度最終日の３月２９日にも、またまた登記申請システムに障害が発生しました。今回は復旧を見据え、登記受付時間を延長する特例を設けるようですが、アナログ手段をいつも確保しておく必要がありますね。登録免許税の納付も、高額の場合は金融機関での納付も選択肢として、納付書を取り寄せて持ち歩くようにした方が良いかな。

年度末の３月２５日、渋谷にて不動産取引の残代金決済を立ち合い。

当日の朝一番に権利変動の有無を確認するため登記情報を取得します。

移動中にスマホから確認を取ろうとすると、いつもと違う表示で、どうやら本日からスマホでの表示規格に対応したリニューアルがされたようです。

このシステム更新の影響か？、登記情報提供サービスのシステム障害が起きているようで、登記情報が取得できない！

決済開始時間に少し遅れる旨をお伝えし、あわてて法務局へ直行、窓口申請して登記事項を確認し、決済場所へ。

本日の決済は高額で、銀行には１０人ほどの関係者がずらり待ち構えています。小走りするも５分の遅刻でいろんな汗がだくだくです。

ちなみに、オンライン登記申請システムは「正常に稼働」と公表されていたので安心して決済を終え、その後売主側の抹消書類を受領し、さてオンライン申請です。

ところが、何度やっても、今度はこのシステムまでもネットワークエラーが表示され「ログインできない！」

えっ、こっちのWi-Fiの問題？いや、通信できているし。登記情報提供サービスのシステム障害がからんでいるのはピンときました。

同業の司法書士に聞いてみると、やはり同じ状況です。

融資が実行され、お金も売主へ着金した以上、司法書士は当日中に所有権の登記、抵当権の登記を受け付けることで物権変動の対抗要件を具備しなければなりません。

さて、どうしましょう…

不動産取引の立ち合いを終えると、一旦ホッとするところですが、司法書士としては当日中に登記申請まで押し込む必要があり、ここからまだまだ気が抜けません。

（不動産業者さんや売主さん、買主さんはもう取引も終わり世間話に花を咲かせますが、司法書士は笑顔の裏で内心時間を逆算してドキドキ…）

さて、交通機関のトラブルもよくありますが、本日は小田急線に乗った瞬間、新宿駅構内の施設火災が起き、途中駅で列車が運転を見合わせてしまいました。

原因が火災ですので安全確認が取れるまでしばらく復旧は難しい様子です。

あわててルートを確認、明治神宮を抜けて原宿駅まで歩き、目的地まで大きく迂回することにします。

明治神宮をひたすら駆け抜けますが、砂利道に革靴でなかなか…

森に踏み入れた瞬間、都会の喧騒からどこか地方の森にワープでもしたかのような静寂に包まれ、不思議な感覚でした。

無事に目的地に辿り着き、回り道に癒された日でした。

最近は、相続の手続きにおいて海外在住の相続人の方がいらっしゃることも珍しくない印象です。

この場合、遺産分割で必要となる証明書類を領事館で取得するうえで、注意を要する点があります。

ということで相続人代表の方のご自宅のある八王子へご説明にあがりました。

風が強い日でしたが、とても天気が良く、小高い丘を登り続けるのも苦には感じません。

空気も澄みわたり、遠くの山々も近く、富士山ですらすぐそこに感じます。

お歳を重ねてこられた方ですが、とてもお元気でお話好きでつい長居してしまいました。

帰りには目いっぱいお菓子を頂戴しました。

その中で、いかにも重厚そうな最中が目を引きます。

名称のとおり、とても縁起の良さそうな翁の顔がドーン！

仕事に追われ、しかめっ面になりがちな自分ですが、なんだか包みを解いた瞬間ハッとしました。

粒あんがこれでもかってくらいギッシリ詰まっていて、美味しく頂戴しました。

肝心の粒あんの写真を撮るのも忘れてしまいました。

世田谷の法務局の最寄り駅である、東急世田谷線の「松陰神社前駅」

その傍にある昔ながらのパン屋さん。素朴でリーズナブルなお店です。

右側のパンが少し潰れてしまって、違うキャラクターとなってしまいましたが、とてもかわいらしいです。

てっきり、あんぱんだと思って食べたら、中身がミルクホイップのようなクリームで一瞬味覚がついていきませんでしたが美味しかったです。

改正戸籍法が施行され、戸籍謄本等の広域交付制度が始まりました。

どの市区町村の役場にても、一定の戸籍謄本、除籍謄本、改製原戸籍の取得が可能となります。

ご依頼人の住宅が完成し、所有権保存登記から抵当権設定登記のお手伝いをさせて頂きました。

ところで、物件所在地である「つくばみらい市」。

どうも「みらい平駅」周辺地が熱いです。

昨今の新聞記事でも、人口流入率や地価上昇率で全国有数を記録しているとして、駅周辺の３つの町名（富士見ヶ丘・陽光台・紫峰ヶ丘）の名前があがります。

依頼人さんも土地購入時からの地価の推移にびっくりされておりました。

さて、どんなところだろう、ということで、登録免許税の軽減をうけるために取得する住宅用家屋証明書を取りに、つくばみらい市へ。

みらい平駅構内と駅前広場です。市役所へは、徒歩では難しく、様々なルートのあるコミュニティバスを利用するのが良いようです。

イメージキャラクターの「みらいりんぞう」が描かれたかわいらしいバスです。

「探検家間宮林蔵にあこがれ、未来の世界からやってきたヒバリの子」ということで、やや複雑な設定です。

車内はコンパクトできれいです。

いよいよ駅を出発し、ロータリーを回ります。

駅前には、茨城県を地盤とした大型スーパー「カスミ」があり、とても便利そうです。

駅前の住宅地を抜けると、つくばエクスプレスと田畑の光景が広がり、利便性と自然が調和しています。

市役所へ到着しました。

ちなみに、住宅用家屋証明書の手数料は、私の経験上ですが、多くの地方自治体の中で最も安い印象です。

これも高い人口流入率をほこる自治体ゆえでしょうか…。

普段はオリジン弁当さんのコスパ抜群の「のり弁」で十分な私ですが、

渋谷のスクランブルスクエア地下を通ると、どうしても食べたくなってしまうこの「のり弁。」

金粂さんののり弁！美味しいうえにボリュームがすごい。ぎっしりで、家族分を買うとかなりの重量となります。

ちょっと奮発、と思ってよく見ると、以前より少々お値段が上がっていたかも…

幅広い市場で健全な物価高が起きつつあることを感じます。

本日２８日は、法務局も当事務所も仕事納めですが、世間はすでにお休みモードの印象です。

しかしこちとら、零細事務所の分際で融資実行、担保設定の登記申請が２件ほどあります。

朝一番でオンライン申請することで受付を確保しますが、書類を追って郵送すると、来月の４日まで大事な書類が宙に浮いてしまい、何とも気持ち悪く感じてしまいます。

また繁忙期の登記完了予定日も更に延びてしまいます。

ということで、本日は八王子からの渋谷へ書類を持参することとしました。

って、南大沢駅の最寄りだった八王子の法務局、京王八王子駅最寄りへ庁舎移転しているやないかい！危ない危ない。

ちなみに銀行員の方々は２９日までの職務、いつもお疲れ様です。

そして皆さま、今年も大変お世話になり、ありがとうございました。良いお年をお迎えください。

今年もあっという間にクリスマスの時期です。

ささやかなイルミネーションで少しでも雰囲気を味わいます。