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2022年1月5日 水曜日
債権譲渡登記
債権譲渡登記。
頻繁に扱う案件ではないため、たまにご依頼を受けるとどうしても慎重になります。
普段からウォッチしているわけではないので、中身もそうですが、どちらかというと申請方式など変更点がないかなど、点検が必要です。
さて、中野(東京法務局の債権登録課は中野出張所内に入っているのです)の法務局にて申請、完了まで待っていると(債権譲渡登記や動産譲渡登記は即日で登記が完了します)奥から呼び出しが・・・司法書士の誰もが感じるイヤ~な予感。
「申請情報を記録したはずのXMLファイルが読み込めないようです」とのこと。あらかじめチェックプログラムでエラーはなかったのですが、CD-R(書面申請の場合はCD-Rを記録媒体にします)自体に不具合がある可能性が考えられました。
そういえば、昨今はCD-Rを使う機会もほとんどなく、今回、いつのものかもわからない代物を使ってしまったし、プログラムチェックはCD-Rに落とす前にしていたことを思い出しました・・・
申請窓口は込んでいるし、午前中に登記を終わらせたい案件のため、あわてて近くのコンビニに駆け込むも、最近はCD-Rの需要が少ないためか、どこも置いていないではありませんか。店員さんはCD-Rって何ですかの勢いです。考えてみればCDやDVDの販売コーナーは年々縮小し、それらのレンタル事業すら風前の灯という状況で当然でしょうか。
焦りつつ、中野ブロードウェイに百均があることを思い出し、駆け込みます。ウロウロ探していると隅の方に申し訳なさそうに隠れていました。急いで購入し、法務局へ戻ります。
そして端末(フロア内に作業用の端末が数台設置されています)を利用しデータを移し替え、プログラムチェックをし、再度申請です(こんなときのため、当初、申請書と条件付取下書を同時に出しておくことで申請情報や印紙を再使用できる扱いです)。
冷や汗をかきましたが、日々教訓、落とし穴に注意ですね。
投稿者 秋山司法書士事務所 | コメント(0) | トラックバック(0)
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