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2022年6月1日 水曜日

成人年齢

改正民法の施行により、成人年齢が18歳に引き下げられました。

2022年4月1日現在で18歳以上20歳未満の方は施行日に成年に達します。

未成年の子(18歳)が当事者となる相続案件を手掛けていたのですが、うっかり・・・

4月をまたぐと、親権者の法定代理権から外れ、単独で法律行為を行う必要があります。ふと思い出し、あわててお子さんの印鑑登録をしてもらい、書面に署名捺印をいただくご連絡です。早めに気づいてよかったですが、法改正は気が抜けませんね。

 

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2022年5月15日 日曜日

ダンス公演

姪っ子のダンスの発表会を観に行きました。

日曜日で、銀行の契約の立会が入っていましたが、コロナ禍でも頑張って練習してきた姪っ子の成果をなんとしても観たく、ドラえもん一色の電車でそのまま郊外のホールへ向かいます。

このホール、つい先日、売買決済させて頂いたご依頼人さんのお宅のすぐそばだし、今日の銀行での契約の依頼人さんは私の家のすぐご近所の物件で、子どもが同じ小学校です。なんだかこういった不思議なご縁がよくあります。

ダンス公演は思った以上にプロフェッショナルで姪っ子も本当に楽しそうにのびのびと踊っていて感動しました。

子どもだけと思いきや、私と同年代、いやもっと上のおじさんも生き生きと表現していて元気を頂きました。

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2022年5月5日 木曜日

こどもの日

あれっ、あまりなびいていない鯉・・・力強く滝を登り、竜となる。とはいかないかなと思いつつ、

でも横に吊るしているので、風がなくても常に昇って見えますね!

もものすけは、登竜門をくぐり、鯉の滝登りから龍へと成長。日本のこどもたちもコロナ禍を乗り越え、

健やかに成長しているのを目にして嬉しいです。

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2022年3月28日 月曜日

今日は朝から花粉が大量飛散しているようで、目と鼻がしわくちゃです。

それでもとてもいい陽気ですのでお昼がてら近くの目黒川へ。

月曜日の昼前ということもあってか、例年ほどの人出ではない印象です。

このような世界情勢ですが、この国の平和を感じる光景です。

ところで先日、政治家の街頭演説にヤジを飛ばした人らが警察に排除されたことで、表現の自由が奪われたとして賠償請求した事案で、支払いを命じる地裁判決がありました。

ちょうど小学生の娘と社会科の本を見ていると、憲法の基本的人権の尊重という理念を学び始めたところで、また海外で言論を抑圧される光景をリアルタイムで目の当たりにする中、多くの犠牲の末に得たこの理念の大切さを改めて感じました。

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2022年2月1日 火曜日

内房、再び

昨年着工の住宅が完成したので、関連する登記手続きと準備のため、内房へ。

こちらの金融機関さんは、住宅ローンの契約場所はローンセンター、その後の書類授受が事務センター、そして住宅ローン融資実行と同時に完済される、つなぎ融資の抵当権仮登記抹消書類の授受が支店となり、日程も全て別日となってしまいます。市役所で発行される登録免許税の減税証明書の取得もあり、何度も足を運び、すっかりルートと時刻表が頭に入ってしまいました。

本数の少ない電車移動のため、実行日も分単位のスケジュールで気が抜けません。

ご依頼人さんの住宅は、期待を裏切らないイメージどおりの超ごっついRC住宅。広い「平家建」で地方のスケールを感じます。

ところで、日常生活では「平屋」って記載が普通かな。「平家」って、不動産登記法や建築基準法で定義される特殊な記載ですよね。

源氏と平氏の平家って感じになってしまいますが、細かい間違い探しのような、登記手続きではよく知られた常識?ですが、登記界の常識は世間の非常識かな…

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2022年1月17日 月曜日

道路できかけてる

依頼人さんのお宅が、なんとか徒歩でも行ける距離だったので、とても久しぶりに、三宿の交差点を下北沢方面へ向かうと、いつの間にか計画道路の工事が進んでいました。

長年の計画はあっても、なかなか都内で順調に進んでいる新設道路の工事現場は見られません。

計画は知っていましたが、俄かに動き出していたようで、とりあえず淡島通りまでの開通が近いようです。

それにしても、身近でも道路拡幅の話なども聞きますが、気の遠くなるような時間と調整が必要な作業です。

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2022年1月5日 水曜日

債権譲渡登記

債権譲渡登記。

頻繁に扱う案件ではないため、たまにご依頼を受けるとどうしても慎重になります。

普段からウォッチしているわけではないので、中身もそうですが、どちらかというと申請方式など変更点がないかなど、点検が必要です。

さて、中野(東京法務局の債権登録課は中野出張所内に入っているのです)の法務局にて申請、完了まで待っていると(債権譲渡登記や動産譲渡登記は即日で登記が完了します)奥から呼び出しが・・・司法書士の誰もが感じるイヤ~な予感。

「申請情報を記録したはずのXMLファイルが読み込めないようです」とのこと。あらかじめチェックプログラムでエラーはなかったのですが、CD-R(書面申請の場合はCD-Rを記録媒体にします)自体に不具合がある可能性が考えられました。

そういえば、昨今はCD-Rを使う機会もほとんどなく、今回、いつのものかもわからない代物を使ってしまったし、プログラムチェックはCD-Rに落とす前にしていたことを思い出しました・・・

申請窓口は込んでいるし、午前中に登記を終わらせたい案件のため、あわてて近くのコンビニに駆け込むも、最近はCD-Rの需要が少ないためか、どこも置いていないではありませんか。店員さんはCD-Rって何ですかの勢いです。考えてみればCDやDVDの販売コーナーは年々縮小し、それらのレンタル事業すら風前の灯という状況で当然でしょうか。

焦りつつ、中野ブロードウェイに百均があることを思い出し、駆け込みます。ウロウロ探していると隅の方に申し訳なさそうに隠れていました。急いで購入し、法務局へ戻ります。

そして端末(フロア内に作業用の端末が数台設置されています)を利用しデータを移し替え、プログラムチェックをし、再度申請です(こんなときのため、当初、申請書と条件付取下書を同時に出しておくことで申請情報や印紙を再使用できる扱いです)。

冷や汗をかきましたが、日々教訓、落とし穴に注意ですね。

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2022年1月4日 火曜日

本年もよろしくお願いいたします。

変異株の拡がりもじわじわと気になりはじめましたが・・・

どうしても黒おでんのだし粉も必要で、久しぶりに駿河湾まで足を延ばしてみました。

富士山を拝み、海鮮丼を頂いたら軽くショッピングをしての日帰り日程です。

穏やかな駿河湾の凪のように、何度もおしよせるコロナ禍の波もこれが最後になってほしいものです。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

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2021年12月10日 金曜日

小田原ゴン攻め

土地の取得からお世話になっているご依頼人さんの建物の完了検査と表題登記が終わりました。

土地を売買した当時は、感染拡大と緊急事態宣言の発令などで、外国からの入国に大きな制限があり、海外在住の売主さんとのやり取りなどで関係者の方々にはお手間をおかけしました。

代理契約による更地の売買で、売主さんとの対面ができず、といった事例でとーっても気の張る案件でしたが、当時は皆さまには面倒な司法書士に快く協力して頂きました。

さて、建物の所有権の保存登記や担保権の追加設定登記の準備で、登録免許税の減税を受けるための証明書の取得や建築物の確認をするために小田原にやってきました。

 

仕事にかこつけ、本当は大好きな地なのでわくわく・・・

いきなり駅前から早雲公!しかも、かの「火牛」を従え・・・ですか~。

早雲公、関東制覇にゴン攻めでしたよね。

市役所から駅へ向かう風景、ご依頼人さん宅からさらに中腹へ上った風景を見ると、

今度は秀吉公の天下統一仕上げである小田原ゴン攻めの臨場感が時を越えて伝わってきます。

この辺りで白装束の正宗公がゴン攻め遅刻を秀吉公に詫びたのか、それを家康公が眺めていたかのか、そして20万の軍勢に包囲されつつも北条の意地がやばすぎる。

群雄割拠の最後の地って感じで熱い小田原でした。

駆け足で小田原城を拝み、かまぼこを片手に事務所へ向かいます。

もう少しいたかった~。

ご依頼人さんのご新居、小田原の地に溶け込んだ、大変立派で素敵な建物でした!

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2021年11月9日 火曜日

薄氷で白票

関西スーパーマーケットの臨時株主総会で、H2Oリテイリンググループとの株式交換契約の承認が、ギリギリ決議要件である3分の2以上の66.68%で可決されたと報じられました。

ところが、これが否決された場合、同社にTOBを実施する方針だったオーケーが差し止め仮処分を申し立てる事態に。

どうやら、出席株主の一人が事前に議決権行使(賛成)のうえ、席上でも追認のつもり?で白票を提出したことで、会社側は当初、実務にのっとり出席して表示された白票を反対票として集計し、そうすると可決要件にわずかに届かず否決となっていたとのことです。

そこで自己の票がどのように扱われたか気になったその株主からの確認の申出があり、その真意を受けた会社側が株主の意向を尊重して賛成として集計し直したことが検査役の報告書から判明したようです。

この集計に疑義を持ったオーケーが裁判所に差し止めを求めたようです。

会社法施行規則上、書面行使と電磁的行使が重複した場合の扱いを定めることはできますが、今回は席上の行使と書面行使と思われます。

形式を重視するか、株主の真意を重視するか。

当該株主の意思表示確認のタイミングも重要そうだし、民法の心裡留保や錯誤の規定などがからんで判断されるのかなあ・・・興味津々です。

それにしても、事実は小説より奇なり・・・

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